英文を読むという作業になかなか取り掛かれない学習者さんは大勢いらっしゃるのではないでしょうか。読んだとしても、果たして自分は求められている読み方あるいは正しい読み方をしているのだろうかとか、最後は解説を見て納得したふりをして終わらせてしまうがそれで良いのだろうかとか、文中の単語をなんとなく類推(?)したけどそんなんで良いのかなとか、またそんなふうに思いながら一方でその単語は暗記しないで済まそうとする自分の姿勢に疑問を感じる等、不安と雑念は尽きません。
学習者のあなたが、志望大学の受験で課される英語の問題を自在に読みこなすことができる読解力を身に着けたいのなら、習慣的に英文読解に取り組み、常に十分な読解量を確保しましょう。ただ、巷には多くの読解用の参考書や問題集があふれかえっていて、自分で選ぶのはなかなか大変です。友達が使っているから自分も買ってみたけれど、なんかしっくりこないというのは良く耳にする話です。
弊塾では、英語の基礎的な読み方を身に着けるためのトレーニングを徹底して行います。そしてその材料のひとつに英検の過去問を活用しています。学習者さんの学力に応じて級を選択し、各実施回を毎週の宿題にし、個別指導で英文を徹底的にリーディングし理解していただく指導を実施しています。
英語学習でどの教材を用いたら良いのかというのは、なかなか頭の痛い事柄かも知れません。それほど巷には多くの参考書・問題集があふれ返っています。成長途上の学習者さんが自分で自分の学力レベルおよび学力特性を客観的に判断して、自力で教材を選ぶというのは大変なことだと思います。
一方、英語指導する立場としては、基礎英語力の養成に使用したい教材には、次のような要件を期待します。まず英文構造が一定程度考えることを要求する若干の複雑さを持っているということ。論理展開に破綻がなく安定していること(当たり前か)。主題・テーマが豊富で偏りがないこと。学習者さんの学力のへこみを埋めることができる単語やフレーズがそこそこ出現すること。そして学習者さんの意識が途切れる前に読み切れる程度の長さであること、等です。
このような多くの条件を満たし、同時にいつでも手に入る教材として英検は最適な教材のひとつであると思います。また年度をさかのぼれば無尽蔵と言っていいほどの読解用の英文を提供してくれています。
さあ、みなさん!英検等の英文を使って大いに読解学習に取り組みましょう。気合を入れて重い腰を上げて、一生懸命に学習に取り組みましょう。まずは英文を読んでみようじゃありませんか。